【ハートホイップ】第4戦を振り返る(4/17 3歳未勝利6着@福島芝1200)

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私しらべるとの愛馬ハートホイップですが、4/17の福島2R3歳未勝利(芝1200)で4戦目を迎えました。無観客開催のためテレビ観戦での感想となります。

骨折から立て直し、8か月ぶりとなるレース。1ヶ月あまり坂路でじっくりと乗り込み、仕上がりは上々。福島開幕週でしたが、芝1200の未勝利は3鞍。その中から、天候と相手関係をみてこのレースを選択してきました。鞍上は早々に4戦連続となる泉谷楓真騎手を確保。馬券圏内経験のある馬はいるものの抜けた馬はおらずハートホイップが実績最上位。 良血の未出走馬もいる混戦模様の中、勝利を目指しました。

まずはパドック中継。馬体重は464kgで前走から+8kg。帰厩前は最高で478kgでしたので、成長分を考えるとちょうどよいくらいでした。馬体に光沢があり、歩いている雰囲気も上々。ただ、パドック解説者は『もう少し気合いがほしい』とのコメントで、推奨5頭からは外す評価。「元々気合いは出さないタイプなんよ」と思いつつ、若干気になったのが映像に映るたびに外側を少し気にしている様子で、「これは今までなかったなぁ、久々でそわそわしているのかな」と見ていました。

グリーンチャンネルのマルチ放送を契約して、返し馬直前の様子も見ていましたが、ここでもよそ見が目立ち、少し落ち着かない感じ。実際に始動する場面は映らずでした。

そして発走へ。後入れの14番枠ですんなりゲートに収まり、特にそわそわすることもなく我慢。そして、スタート!ゲートの出は五分ながら、外側を振り返る楓真騎手。「どうしたのかな?」と思いましたが、後にパトロールビデオを見るとハートホイップ自身が外へ飛び出してしまい、外2頭を弾き飛ばす形になってしまいました。

その後は一番外から先行争いに参加。なんとか先行勢の外を5番手で追走し、4コーナーから直線へ。手応えを比べると他4頭の方がよく、『なんとか、ここから伸びてくれ!』と祈るばかりでした。

最後の直線、楓真騎手は懸命に右ムチをふるいますが、ここからさらにギアを上げることはできず、それでも脚が止まることもなく、一生懸命に最後まで走り切ったものの外からの追い上げにあい、優先出走権確保まであと一息の6着でゴールとなりました。

 

ここからは私しらべるとの個人的感想です。正直言いまして、ショックが大きいです。直前に過去3レースを見返してハートホイップの力を再確認し、この一か月間しっかりと調教を積んで良い準備ができたと確信していただけに・・・。骨折明け8か月ぶりのレース、なかなか簡単なものではないと改めて思い知らされました。

ハートホイップ自身は本当によくがんばりました。本格的に調教再開したのが年明け。そこから頓挫なく、強い調教にも耐えて、ここまでたどり着いてくれました。今後を見据えると、今日の走り全体をみると1戦目、2戦目のような本来の走りではなかった印象を受けたので、まずは脚元にアクシデントなどなく次に迎える状態であることを心から願います。そして、惜しくも6着で優先出走権を確保できなかったため、芝短距離の未勝利戦では相当期間をあけなくては出走が叶わない状況となります。どのような選択をするのか、天間先生の判断を待ちたいと思います。

骨折を乗り越え、復帰を果たしたハートホイップ。Twitterでは同じく出資者さんはもとより、たくさんの方々から応援のコメント等をいただき、本当に心強かったです。夢のつづきは始まったばかり。この先も全力で応援していきます!

おかえりなさい、ハートホイップ♡

 

【追記】天間先生のコメントが出ていまして

「懸念して対策をとっていた分スタートは上手に出れています。ただ、洋芝の時とはスピードの乗りが違いました。久々というのはいくらかはあるにしても進み具合が違い過ぎる印象。最低でも権利をと臨んでいましたので、ここで権利を外すのは痛手でした。この後のプランについては検討させてください」(天間昭一調教師)

まずは現時点でアクシデント等がないようで一安心。「洋芝とスピードの乗りが違いました」とのことですが、私もまったく同じ印象です。このコメントからすると、6月からの函館開催を待つのがひとつ、もしかするとダート短距離戦に目線を映す可能性もあるのかな、というようにも思いました。未勝利戦終了まで残り4ヶ月、時が経つにつれて戦いの厳しさが増していきますので、なんとか早めに出走のチャンスを掴みたいですね。