【元出資馬ルルド】十五夜の奇跡、32戦目の初勝利!!

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ノルマンディー2020年産募集馬発表に湧く本日9/21ですが、私しらべるとにとって嬉しい勝利が届きました。ノルマンディー2016年産のルルド(牡5・キンシャサノキセキ×イズミコマンダー)が浦和競馬12R十五夜特別C級で待望の初勝利を飾りました!

ご存知の方も多いかと思いますが、ルルドは私しらべるとの一口馬主初出資馬。所属は杉山晴紀厩舎、デビュー戦鞍上は凱旋門賞ジョッキー・クリスチャンデムーロ騎手と思い返すと、とんでもないエリート待遇でありました。未勝利戦であと一歩の3着もあり、勝ち上がりはすぐそこと思っていたところ、少しづつ見え始める気性難。気が荒いのではなく、とにかく注意散漫で集中力がない。持っている力の半分も使っていない感じでした。長くなりそうなので、応援の日々をまとめた記事のリンクを貼っておきます。

持ち前のタフさは南関東へいっても健在。でも、気性は相変わらず。2020年9月には0.1秒差の3着もあったものの、今年に入ってダート2000のレースで序盤から全くついていけず、最後方ポツンみたいなレースを見た時には「前よりひどくなってる・・・」と正直苦笑いでした。それでも最後は切れる脚を使って、7着8着あたりでフィニッシュ。ただ、夏頃から少しづつポツンでない最後方のレース、後方3番手からのレース、と徐々に常識にかなうレースを見せ始めるルルド。この調子なら近々初勝利を、と思ったら前走9/17の川崎のレースで11番人気7着。もう少しかかるのか・・・と見ていた矢先に、本日9/21の浦和2000戦への出走が確定。連闘どころか、なんと中3日!ハンガリーの名馬キンチェム並みのローテで挑んだ今日のレース。少し振り返ってみたいと思います。

中3日の連闘、人気を落とすかと思いきや、なんと4番人気7.8倍。鞍上は16戦目のコンビとなる橋本直哉騎手。スタートは五分、ここから置かれていくのが通常のルルドですが、今日は違う!推進力を保ったままなんと4番手、その後さらに前へと進み3番手進出。こんなルルドは見たことがありません。と同時に、「これはいける!」とドキドキが高まります。外枠の影響で1周半のレースで終始前2頭の外を走ることになりますが、気持ちは切れずに3番手キープ。3頭横並びのまま、3コーナーを回ったところで、ライバル10番が抜け出し先頭。とはさせず外からピッタリとマークを続けるルルド。4コーナーを回り、外へと張り出しながらも脚を伸ばし、ついに先頭へ。最後の直線、馬体を併せての末脚比べとなればルルドが負ける訳がありません。相手を完全に振り切って最後は1馬身半差。念願の初勝利を飾りました!

ブログやTwitterでがあまり触れてはきませんでしたが、常にレースは見て応援してきたルルド。やればできる子、と思い続けてきましたが、ようやく実を結んだ瞬間。涙が出ました。そして、この記事を作る為にもう一度見直しても涙が出ます。本当によく頑張りました!

とんでもない気性の持ち主にも関わらず長い目で見て、使い続けてくれた現オーナー、平山真紀先生(元浦和競馬の騎手で女性だとたった今知りました)ありがとうございました。そして、再三に渡りコンビを組んでくれた橋本騎手はこの勝利が通算400勝のメモリアルとなりました。橋本騎手なくして今回の勝利はなかった訳で、感謝しかありません。

ということで、ノルマンディー2020年産募集開始の日でそちらの記事も作りたいのですが、何よりこの勝利が嬉しくて、号外的に記事をアップしました。たくさんのいいねやコメントをいただき、嬉しかったです。ありがとうございましたm(_ _)m

それでは、最後に勝利を祝して万歳三唱です。

ルルド、おめでとう!これからも応援してます!

ばんざーい\(^o^)/
ばんざーい\(^o^)/
ばんざーい\(^o^)/