#ルルド 第二幕開演!&森泰斗騎手

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『ルルドならここで勝って、中央へ帰ってきてくれる。1勝クラスでも戦える馬に成長してくれる。』

・・・から早3ヶ月。11/19の川崎競馬4R・C2四五戦でルルドの戦いが始まります。全国1千万人のルルドファンのみなさま、長かったですねぇ。

10戦目の後、中央抹消となり、将来を見据えて去勢を決断。無事手術を終えて静養。10月初めに川崎へ移動し、順調に調整を経て、待望の初出走までたどりつくことができました。近況コメントをみると状態はとてもよい様子で川崎・今井調教師からは「とにかく真面目」とお褒めの言葉。「注意散漫・集中できていない」が代名詞となっていたルルドですが、一皮むけて帰ってきてくれたと考えて間違いないでしょう。

復帰初戦の相手ですが、最も見やすかったKEIBA.GO.JPさんの出馬表のリンクを貼らせていただきます。

この相手、どうなのでしょうか。地方競馬をほとんどやらない私しらべるとには比較がまったくできません(笑)南関ファンのみなさんはこれで馬券買われるんですよね、凄いです。

馬柱を見渡して、最大のライバルとなりそうなのは同じく中央から移籍初戦となる1枠1番ブルベアブロンゾでしょうか。中央未勝利2着の経験があり、前走は佐賀の交流競争で3着。とはいえ成績全体をみるとルルドの方が明らかに実績上位と言えますので「恐るるに足らず!」とします。他にも同級での勝利、馬券圏内にきている馬も何頭かおりますが、そこまで抜けて強そうといえる馬もいないと判断しまして、こちらも「恐るるに足らず!」とします。

今回、強気でいられる最大の理由として、ルルドに騎乗してくれるのは森泰斗騎手!2019年地方騎手リーディング1位の名手であります。と言いつつ、地方競馬にまったく疎いしらべると。お仲間さんから「森泰斗騎乗!」と教えてもらった時には「す、すごいの?」と理解できておりませんでした。お恥ずかしい・・。ノルマン馬でけっこう勝ってくれているのは知っていたのですが。ということで、当ブログ恒例の騎手紹介です。

 

森泰斗騎手は千葉県騎手会所属の38歳。1998年に地方免許を取得して足利競馬でデビュー。が、2000年には引退を決意し、厩務員となります。引退理由は不正などではなく「遊びに夢中になって、自堕落な生活に・・・」と語っておられます。詳しくはこちらをどうぞ。

2001年に再度免許を取得して再デビュー。徐々に成績が上がってきたところで足利競馬が廃止。その後、宇都宮競馬へ移籍するもこちらも2005年に廃止。最大のピンチを迎えますが、地元である船橋競馬へ移籍を果たします。なかなか結果が出ない日々が続きますが、2010年あたりから徐々に成績が上向き、2014年に南関東リーディング、2015年に全国リーディングを獲得するなど、現在はトップジョッキーの地位を不動のものとしています。ノルマンディー馬においても今年1月のTCK女王盃でビスカリアで勝利、他にも多数勝利へと導いてくれています。地方独特の力の要るダートでもグイグイ馬を動かしてくれる剛腕タイプの騎手という印象を受けました。

 

このような素晴らしいジョッキーとともに戦えるアドバンテージを持って、我らがルルドの復帰初戦、勝利を期待しています!