【カーヴィー】第2戦を振り返って(3/21未勝利14着@阪神ダ1400)

f:id:s-bellto:20200124230235p:plain

我が愛馬カーヴィーレーザーですが、本日3/21(土)の阪神4Rダート1400の未勝利戦で2戦目を迎えました。今週も無観客開催のため、テレビ観戦での感想となります。

前走後、気持ちが参ってしまったとのことで外厩で立て直し、中8週で挑んだ今回。芝2000では距離が長いとの判断から、距離は1400、そしてダートに。鞍上に亀田騎手を配して3kg減。様々な条件を変えて前進を目指しました。ファンの評価は35.7倍の10番人気。低人気を覆す好走を信じてレースを迎えます。

パドックでは前走同様にツヤがあり雰囲気のある好馬体、柔らかみのある歩様をみせ、グリーンチャンネルの解説の方も「どこかで勝てそう」とコメントするほど、高評価をいただいておりました。馬体重はプラス4kgの456kg。しっかり乗り込んだうえで、増えているのは好材料といえます。

続いて本馬場入場。精神面を考慮して真っ先に馬場入りをしますが、この時点でグッとつる頸になっていて、ポジティブに言えば気合が乗っている、ネガティブに言えば興奮している状態となっていました。現地観戦したデビュー戦ではそこまでではなかったので、この変化が吉か凶か、と注目していました。

その後、ゲート入り前の輪乗りでもチラリと映っていましたが、変化なく興奮状態のまま。それもあってか、今回も2枠2番の偶数番ながら1頭先にゲート入りとなりました。画面に映った時にはすでにゲートの中。暴れないように係員の方がゲート前でずっと付きっきりで見てくれていました。その甲斐もあって、全馬収まるまでなんとか我慢をすることができました。

いよいよスタート。ゲートの飛び出しは良くも悪くもなく五分。前回はここから前へ押して先手を奪いましたが、今回は短距離戦、簡単には逃げを打つことができません。最内から手綱をしごいていきますが5番手まで。隣の3番に前のポジションをとられ、後ろを追走する形になった直後、カーヴィーは首をあげ、フォームが乱れ、スピードが落ちてしまいます。なんとか亀田騎手も追走を試みますが、徐々に前との距離は開いていきます。そして3コーナーすぎで手応えはいっぱいいっぱい、クビもさらに上がって4コーナー手前あたりで完全に推進力を失ってしまいます。直線に入り、左ムチが入りますが好転はせず、画面に映らないところまで下がってしまい、そのままゴール。先頭とは4.5秒差の14着、タイムオーバーという結果となりました。

敗因については「気の悪さがでて、砂を被ると余計に嫌がって・・」とコメントが出ています。レース前から上記のように興奮状態を続けていましたので、その時点でエネルギーを大きくロスし、そして砂を被ってさらに戦意喪失、といった感じだったのでしょう。今回の結果をもってダートがダメ、距離が短いと判断するのは早計かもしれませんが、個人的な印象としては芝の方が、そして先手を取り切れることを優先するなら1800以上の方がいいのかな、と感じました。

タイムオーバーにより、1ヶ月出走停止となりますので一旦、外厩に戻って立て直しとなるでしょう。この機会を活かして、今回さらに明確になった課題について、少しづつでも改善できることを期待しています。宇治田原優駿ステーブルのみなさん、どうか力を借してください。よろしくお願いします!

とても残念な結果となってしまいましたが、これで落ち込むようではノルマン民・出資者・命名者・ブログ主は務まりません。今回、カーヴィーレーザーのポテンシャルの1/10、いや1/100も実力を発揮できていないのは明らか。体をしっかり使える走行フォームに改善ができ、落ち着いた精神状態で、自身にあった競馬に持ち込むことができれば次走での勝利も十分ありえる、と心から信じています。

『タイムオーバーぐらいでへこたれへん!それがノルマン魂じゃい!』