【ルルド】第9戦を振り返って(7/27未勝利5着@札幌ダ1700)

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我が愛馬ルルドの第9戦は札幌での戦い。今回はレース映像を見ての感想です。

前走後、小野町での調整を経て、2週間前に札幌入り。順調に調整されてきたかと思いきや、小野町で430kg近くまで増えた体重が輸送で減って400kgそこそこに。体重増を目指した中間でしたが、当日発表で416kg。前走比11kgマイナスでレースを迎えることとなりました。単勝オッズも一時期は混戦の1番人気になるほどでしたが、体重減が嫌われたか徐々に人気を落として、13.7倍の6番人気の評価となりました。

わずかな時間だったパドック映像を見る限り、そこまでガレている様子はなかったですが、特に成長ぶりを感じることもできず、良くも悪くもいつもどおり。注意散漫だった一時期に比べると、しっかりと歩けていたようにも思います。

レースですが、スタートは若干遅れ気味とはいえ、これまでと比較すると上々の発馬に成功。その後、なんとか前につけようと押していき、二の脚もまずまず。前4頭・後4頭が固まる展開で後ろ集団の一番外を進んで1コーナーを迎えます。8頭だてとはいえ大外を回され内ラチから常に4~5頭分外。コーナーがきつい札幌だけに徐々にポジションを下げて離れた後方2番手に。これではマズイと残り1000あたりから仕掛けを始めて、徐々にポジションをあげていこうとしますがスッとつめることはできず、上位5頭とは離れたままで4コーナーを回り直線へ。5頭が内で競り合う中、大外から徐々に脚を伸ばして、脱落してきた1頭と並んだところがゴール。かなり際どかったですが、ハナ差で5着入線。次に繋がる価値ある、価値あるハナ差となりました。

スタート・二の脚はルルド個人でみれば及第点。ただ、結果的にコーナーのきつい札幌ダートでルルド1頭だけが外・外を回らされたことになり、これで差し切るのは至難の業でしょう。

また、馬体重増を狙っての調整、滞在競馬での輸送減りを抑える狙いもあったにもかかわらず、結果としてマイナス11kgの自己最低体重。厳しいようですが、調整失敗と言われても仕方がなく、今回の主な敗因だと思います。もちろんルルドも関係者もベストを尽くしての結果であることは重々承知なだけに残念です。

とはいえ、なんとか差し届いての5着のおかげで優先出走権を持って次走へ臨むことができます。このまま滞在で2回開催の札幌戦になろうかと思いますが、どのレースを選ぶのか、どの騎手を確保できるのか、そして馬体を戻すことができるのか。おそらく次走が中央未勝利突破のラストチャンス。誰もが生き残りをかけるシビアな一戦となるでしょうが、なんとか勝ち上がりを期待したいと思います。

レース後、敗戦のショックで落ち込みもしましたが、次走に向けてこの後も頑張り続けるルルドを信じない訳にはいきません。未勝利戦終了まで残り5節。諦めずに、応援していきたいと思います!