【ルルド】第7戦を振り返って(4/13未勝利7着@阪神ダ1800)

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我が愛馬ルルドの第7戦は好走実績のある阪神ダート。ペースが落ち着くことを狙って、距離は1800に延長して臨みます。単勝オッズは20.0倍の4番人気。私しらべるとにとっては第5戦以来の現地観戦で気合いが入ります。

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前走に続いてブリンカーを着用。目の覆いは比較的浅いものでした。パドックでの気配はよくも悪くもいつもどおり。キビキビと歩いている一方で、時折、曳き手さんに顔を寄せていく仕草をみせていました。体重は2kg減の422kg。細くはないですが、2ヶ月前と比べて馬体に成長は感じられなかったのが正直なところです。

パドックではシュタルケ騎手は乗らず、そのまま地下馬道へ。馬場入り直前にシュタルケ騎手を乗せるとスムーズに返し馬に入ります。伸びやかにいい走りで直線を駆け抜けていきました。

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その後、コーナーに差し掛かると首を上げ下げ、嫌がる素振りをみせていて、なかなかシュタルケ騎手と一体になれない様子が見受けられました。少し不安がよぎります。

そのまま輪乗りに向かうも極力他馬とは離れて、落ち着かせようとするシュタルケ騎手。その甲斐あって、ゲート前の輪乗りでは興奮せずに周回を重ねていましたが、ここでも時折、嫌がる素振りを見せてはいました。

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その後ゲート入り。先入れでしたが、スムーズに入り、じっと発馬を待ちます。

そしてスタート。タイミングが合わず前脚が浮いた状態でのフワッとした発馬となり、完全に出負け。後方からの競馬を余儀なくされます。

1コーナーまでの距離が短いだけにポジションは上げられず14番手。終始、馬群の外目を進み、バックストレッチあたりからジワジワと前へ。残り800からグイグイと手綱をしごいて進出を開始します。4コーナーでは大外10番手程度。そこからスペースのある内目へと突っ込んでいきます。しかし、さほど切れる脚は使えず、後方グループをかわし切るまででレース終了。着順は7着。上がり3Fは38.7秒のレース2位タイだけに、とにかく出負けからの位置どりの悪さが響いた結果です。シュタルケ騎手のコメントも「物見して集中に欠ける。バテてはいない」と予想どおりのコメントで、近走まったく進展がないのが残念です。

 今回はパドック・返し馬・輪乗り・発馬からゴールまで、じっくりと見ることができました。言葉が悪く、不快にさせるかもしれませんが「先生の話を一切聞いていない、自由気ままな小学生」といった印象を持ちました。曳き手さんの誘導、騎手の指示、ゲートの開閉すら気にかけず、自分の走りたいように走っているようで・・・。それでも半数以上に先着しての7着。ほんの少し噛み合えばいい走りができるとわかっているだけに、悔しくてなりません。実績ある阪神で距離1800も問題なし、相手も小粒で勝ち切らないといけないレースだと本気で思っていました。が、現状では相手の強い、弱いは関係なし。ルルド自身がレースに参加できるかどうかだけのように思えます。

また、シュタルケ騎手が悪い、ダートでシュタルケ騎手に依頼する杉山先生が悪い、といった声もありますが、そこだけが敗因ではないように思います。ただ、集中力が課題とわかっているルルドに対して、それを踏まえての騎乗だったのかどうかは少し疑問に思う部分もあります。

残念な結果となりましたが、まだまだ戦いは続きます。続戦か、立て直しか。コース、距離はどうするか。杉山先生に託したいと思います。まだまだ、諦めませんよ!