#ルルド 第12戦を振り返って(12/18川崎C2クラス9着@川崎ダ1500)

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我が愛馬ルルドの第12戦は川崎競馬へ移籍しての2戦目は「引退馬協会ナイスネイチャ賞C2三 四 五」・ダート1500となりました。前走は去勢明け初戦で7着、そこからどこまで良化してきているのかが問われるとともに、今後の競走馬人生を左右する1戦でもあります。今回もネット中継を見ての感想となります。

まずは人気ですが、発売開始当初はそこそこ売れていたものの最終で単勝27.4倍の5番人気。前走内容から一変までは厳しいだろうというのがファンの評価でありました。パドック動画は今回できませんでしたが、馬体重は前走と増減なしの415kgでレースを迎えます。

そして、スタート。発馬は久々に五分に出ると、これまでとは一転して積極的に前へ出していきます。外目をスムーズに進み、1コーナーあたりの行きっぷりは上々。実況アナからは

「ルルド、前に迫っていきました」

こんな言葉、聞いたことがあったでしょうか。懸命に走っているルルドを見て、涙が出そうになりました。2コーナーあたりも前を追走していきますが、徐々に後続馬が進出を開始。するとバックストレッチ半ばで手応えが怪しくなり、矢野騎手の手綱が動き始めます。必至でスピードを保とうとしますが、ぱったりと止まらないまでもすでに余力はなし。直線を向いても、いつもの末脚はまったく発揮できず、なだれ込むだけの9着でゴール。厳しい結果となってしまいました。

レース後の矢野騎手のコメントでも「向こう正面まではリズムよく、手応えもあったが流れが速くなってガス欠状態」とのことでした。砂を被って、という話もでていましたが、今までのレースでは聞いたことはないので、これまでと異なる積極的な走りでバテてしまったというのが敗因だと思いました。

レースぶりに変化が出たことはプラスとはいえ、この相手で9着。結果がすべての世界ですので、レース後、どのような判断がなされても仕方がないと覚悟していました。しかし、公式ホームページには臨時更新ではなくレース後コメントがアップ。次走にかける、今井先生の意気込みが書かれておりました。もうワンチャンス、という判断だと受け止めました。

某掲示板では厳しい意見ばかり、正直ごもっともと思える点も多々あります。しかし、クラブがルルドに走るチャンスを与える限り、応援し続けるのが出資者の務めであり、責任だと私個人は考えています。逆に、我々がサジを投げてしまって誰がルルドを支えてあげることができるでしょうか。デビュー済みという点ではたった1頭の愛馬ルルド。私は応援しつづけます!