【ルルド】第8戦を振り返って(6/18能登舳倉島賞3着@金沢ダ1500)

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我が愛馬ルルドの第8戦は地方交流競走の金沢・能登舳倉島賞。今回はレース動画を見ての感想です。

直前に発覚した禁止薬物問題の影響を受け、14頭エントリーに対して8頭が出走。最大のライバルと見られていた馬も回避し、メンバー的に大きなチャンス、いや勝ち上がらなくてはならない大事な一戦と考えていました。オッズは目まぐるしく動きましたが、最終で単勝2.3倍の1番人気。JRA3頭で3強状態ともいえる中、レースを迎えます。

騎手は金沢のトップジョッキー・吉原寛人騎手。スタートから前に出していけて、直線でも鞭連打。地方ジョッキーらしい、しっかり追える剛腕タイプでルルドの課題を解決してくれるに相応しいパートナーを迎え、期待が高まります。

体重は前走からプラス5kgの427kg。輪乗りを見ていても、覇気があり、気合も乗り、心身共によい状態でレースに向かえている印象を受けました。

大外8枠8番、最後入れでゲートにおさまり、スタート。前走の致命的な出遅れから一転、ほぼ五分のスタートを切ることができました。前めのポジションを目指しますが、二の脚を伸ばすことはできず。それを瞬時に感じた吉原騎手は左鞭を3発、まさに愛のムチで気合をいれ、少しづつ加速。中団の外目で追走することに成功します。1コーナーを回り、外目外目を進みますが、ルルド&吉原騎手の息はぴったり。道中スムーズに追走していきます。2番リライト、3番キーシグナルの人気2頭が馬体を併せてレースを主導する流れで勝負所の3コーナー。2頭がペースアップで相手を振り切ろうとするところ、吉原騎手も左鞭1発で仕掛け開始。さらに鞭を入れながら、前に食らいつこうとしますが、差はなかなか縮まらず。4コーナーを回り、直線を向いて残り200。3番手から末脚を伸ばそうとするルルドですが、前2頭の脚は衰えず、そのまま3着でゴール。勝ち馬リライトとは0.8秒差の敗戦となりました。

まずは率直な感想、本当に悔しいです。この相手でも勝ち切れないのか、が本音です。前が止まらない流れ、外々を回らされたなど言い訳はできそうですが、上位2頭には完敗、力の差だったと思います。

その一方で、吉原騎手の力を借りて、これまでの課題をクリアするべく、頑張って走ってくれたレースだとも思います。第4戦以降、「気が散って真面目に走ってくれない」と言われ続けてきたルルドに対して、出ムチに始まり、道中気分よく走らせ、3コーナーからしっかりと仕掛けてなんとか前へ迫ろうとした姿は現状でのベストの走りだったと思います。

レース後コメントで吉原騎手は「テンのダッシュが悪いのは集中力ではなくトモの力不足」「芝スタートがよさそう」「距離も忙しい」と具体的な助言をしてくれています。この感覚をしっかり言葉にできるのが、さすがトップジョッキーと感銘を受けました。叶うならば、ぜひもう一度ルルドに乗って、勝利に導いてほしいと願っています。

この助言を活かしたいところですが、交流競走3着では優先出走権はもらえず、また未勝利戦は残りわずかです。次はどのような道へ進むでしょうか。可能性ある限り、諦めず全力で応援してまいります。

現地まで応援に行かれた方も多数おられたかと思います。ありがとうございました。みんなの想いをひとつに、次走こそ初勝利の喜びをわかちあいたいですね。諦めず、頑張りましょう!