【ハートホイップ】第6戦を振り返る(8/21 3歳未勝利9着@札幌ダ1000)

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私しらべるとの愛馬ハートホイップですが、8/21の札幌2R3歳未勝利(ダ1000)で6戦目を迎えました。今回も遠く札幌の地のため、テレビ観戦での感想となります。

前走はなんとか函館最終日に間に合わせて出走したものの8着。馬体は緩く、仕上がり途上。直前に雨が降り力のいる馬場となったことも影響した様子でした。今回は初めてのダート戦、どのていどの適性があるのか、前走同様に前へつけることができるのか、が鍵を握る一戦となります。

まずはパドック中継。馬体重は470kgで前走から-2kg。前走と比べると明らかに馬体が締まった様子でグリーンチャンネルのパドック評価でも2番手。十分戦える状態に仕上がったと見ていました。

そして発走へ。大外枠で最後のゲート入りとなりますが映し出された映像では少し嫌がるそぶりをみせ、なんとかゲートへ。前々走での出遅れが頭によぎります。そして、スタート。ゲートの出はあまりよくなく、ダッシュもそこそこ。促すも前を獲りにいくことはできず、大外のまま5番手で3コーナーへ進入します。「ここから上がってきてくれ!」と祈るものの、フォーム自体も少し頭が高く、上下動の少ないフォームで追走にやっとという感じで4コーナーを大外で回ります。

直線を向いて、残り200。横山琉人騎手も懸命に追うものの脚を伸ばすことはできず、ぞのままなだれ込むのみでゴール。9着でレースを終えることとなりました。

 

ここからは私しらべるとの個人的感想です。前走8着で優先出走権獲得ならず、どこで使えるのかわからない状態での調整が続きました。来週の門別での交流戦へも登録したものの選出されず、昨日土曜の芝1200では節が足らず出走不可。苦肉の策で一縷の望みをかけてのレース選択となりました。

天間先生のコメントでは

「初めてのダートで砂を被ってどうかというのがあった中で、大外というのは良かったと思います。スタートはまずまずでしたが、そこからのスピードの乗りは芝の方がいい感は否めません。1000mという距離もあったかもしれません。最低でも権利をとるつもりでの今回だったものの、振るわない結果となり申し訳ありません」(天間昭一調教師)

とありますが、結果をみるとダートより芝に適性があること。現時点では中央ダート未勝利を勝ち上がれる力はなかったと言わざるを得ません。また、距離に関しても1000mでは先手を取ることは難しく、どちらかといえば距離を長くする方向のレース選択も見たかった気もします。一点苦言をいうならば、「芝1200ダメならダ1000で」という考えがあった時点で出走はほぼ確定的だっただけに、最終追い切りのダートでもう少ししっかり追って、適正や走りぶりを確認していても良かったのではないかと思います。

中央の未勝利戦は残り2週。再び出走枠に入ることはどの条件下でも事実上不可能であり、ここで中央での戦いは終戦となります。過去の成績からして、おそらくは地方への移籍でのファンド継続となるかと思いますが、今回の結果でダート適性に疑問符がつくだけに楽観はできないとも思っています。

ここまで6戦、本当によく頑張ってきましたが、何より骨折が無念でなりません。それでも復帰を果たし、懸命に戦ったことに拍手を贈りたいと思います。競馬にタラレバはありませんが、函館でのデビュー第2戦、池添騎手騎乗のニシノタマユラ相手にもう少し強気にポジションを獲りにいく競馬をしていれば、ここで勝ち上がっていたのでは、という無念さもあります。

出資馬として、そして命名馬としてここまで全力で応援してきました。そして、同じ出資者さんはもとより、当ブログやTwitterをご覧いただている皆さんからもたくさんの応援をいただけたこと、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

まだまだハートホイップの戦いは続きます。次のステージで、次走こそ勝利の瞬間が訪れるように、引き続き、全力で応援します!

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