【ハートホイップ】運命の一戦、初ダートで初勝利を!

f:id:s-bellto:20220416211818p:plain

明日8/21札幌2R・3歳未勝利戦(ダ1000)に愛馬ハートホイップが出走。芝1200での出走&門別の交流戦を目指したものの出走は叶わず。2週後の札幌最終週まで待つ選択肢もありましたが天間先生は初めてのダート挑戦をチョイスしました。このレースですら6/10の抽選をくぐり抜けての出走だったようです。

骨折からの復帰2戦目となった前走でしたが、なんとか函館最終週に間に合わした状態で馬体は少しふっくら。好スタートから前へつけレースを進めたものの、伸びきれず8着。直線の雨で力のいる馬場になったこともマイナスになった印象でした。

札幌での出走を目指し、函館滞在のまま調整。優先権がない中でいつ出走できるかが読めない為、仕上がり過ぎないよう調教は軽めが続いているものの、ウッドコースでの時計は上々。前走以上の仕上がりでレースを迎えることができそうです。

鞍上には初コンビとなる横山琉人騎手。2年目の若手ジョッキーですが今年すでに23勝と好成績。特にダートの短距離で9勝をあげているのは頼もしいですし、何より2kg減をもらえるのは大きなプラス。大一番を託すに値するジョッキーだと信じています。

今回、最大のポイントは初ダートをこなせるかの一点。父ジョーカプチーノだけに芝短距離が主戦場で、ダート成績は劣っているのは否めません。が、『ハートホイップの母父はクロフネ。ダートをこなせないはずがない!』としらべてみたところ、ジョーカプ×クロフネはこれまでに5頭いて、成績を見ての印象は芝ダートどちらもいけるタイプばかりということ。中でも父ジョーカプチーノ×母ハリケーンタマの現役馬セッカチケーンはダート1600で新馬勝ち、その後芝の1勝クラスでも勝ち負けしています。この馬の母母父はスペシャルウィークで、母母父バブルガムフェローのハートホイップとは7/8同血となります。これまでの調教もふまえるとダートでもやれる!と見ています。

ライバルの成績を見渡すと、1番人気となるのが藤岡祐介騎手のミルニュイ。2着、3着が続く安定した成績で、今回も馬券圏内は間違いなさそう。ですが、過去走を見ると前をいく馬を追い詰めることができずという感じなので、今回はハートホイップがその立場で押し切ってしまいたいところです。その他のライバルでは・・・取り立てて怖い馬も見当たりませんが、あえて要注意をあげるならば2度痛い目に合わされている池添騎手でしょうか。

ライバルの脚質をみると、逃げで実績ある馬は見当たらず。今回大外枠をひき、「前へ行け」とのオーダーが出ているであろう若手ジョッキー鞍上となれば、いつもどおりスタートさえ決まればハナを奪い切る可能性は高そうです。あとは1000m戦らしい息の入らない展開をしのぎ、最後の直線までバテずに伸びきることができれば、勝利を掴むことは十分に可能だと確信しています。

ハートホイップにとって中央生き残りをかけた運命の一戦。応援するみなさんとともに心をひとつに、歓喜の瞬間を迎えようではありませんか!