【ルルド】グウの音もでない

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【追記:6/15 7:15 JRA所属出走予定馬の厩舎を追記しました】

本日、ノルマンディー公式HPにて近況更新。6/18金沢・能登舳倉島賞に向かうルルドも杉山先生のコメントが載せられています。「体調良好、近走で一番の出来」と期待高まる内容とともに、現時点での課題も正直に語ってくれています。「体の成長は少々物足りず。ビッシリ追わないと追い切りでもフワフワと集中力に欠ける」とのこと。追い切り時計と、デビュー前の新馬に0.2秒先行0.3秒遅れの内容を見て、私も正直物足りなく思っていました。しかも「実戦に行ってより気を抜く面のあるルルド」と杉山先生・・・う~ん、ダメじゃん(笑) やればできる子、とわかっているからこその厳しい言葉だと受け止めています。そして結論が「直線でグウの音もでないほどビッシリ追ってもらう」とのこと。思わず、笑ってしまいました。かわいい我が子ルルドには気の毒な試練ですが止むをえません。先日の記事でご紹介したとおり、スタートからゴリゴリ前へ出して直線で鞭連打の吉原寛人騎手にとってはお任せあれ!の指示でしょう。ルルドの本気を引き出してくれることを本当に期待しています。

ここからは昨日のライバル馬紹介の続きです。まずは、予定馬のおさらいです。

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気になるライバル一番手はやはりJRA・スーパーアロイ。新馬戦2着から7ヶ月休養明けでの参戦です。そのレースではスタートからスムーズな先行策、4コーナーで先頭に並びかけ、勝ち馬にクビ差競り負けも3着には4馬身差。もし続戦していれば1番人気確実だったでしょう。その後、なぜ休養に入ったのか原因を見つけることはできませんでしたが、帰厩後の初坂路時計が5/30。そこから2週間乗り込んで本日6/14に栗東坂路で4F52.0-13.0の好時計をマーク。十分に体制が整ったといえそうです。実績は間違いなくナンバー1だけに、鞍上が誰になるのか、要注目です。

続いて、同じくJRA・リライト。芝の短距離で6戦して最高3着の実績。ダートは初めてとなりますが、父はスウェプトオーヴァーボード、母父サンデーサイレンスの血統をみればダート替わりでも問題ない可能性が高そうです。延長となる距離をこなしてくるならば、こちらも強力なライバルとなりそうです。

JRAでいえばキーシグナルもダート1800で5着があり、芝でもダートでも大負けはしないあたりルルドと似ています。父はトゥザグローリー。こちらは距離短縮をこなせるかが鍵になるでしょう。キーシグナルだけに。

地方勢は6頭ですが、力の差があるのか、ないのか、正直まったくわかりません。ただ、6頭すべてが勝利経験があるということ。これはJRA勢にはないアドバンテージといえます。その中、ものさしになりそうなのが金沢・チクリ。中央で二けた着順6回で金沢転籍後に3勝。そのチクリを含めて金沢勢はたびたび同じレースで勝ったり負けたりと互角の戦いをしている様子。とすれば、ウチのルルドの方が・・・と思いますし、もちろん後塵を拝する訳にはいきません。

不気味なのは大井・スターインステルス。一般的にレベルが高いとされる南関東の大井で1勝。JRA馬、金沢馬と比べてどうなのか、比較が楽しみではあります。

これまで20年余りの競馬人生でここまで地方競馬について考えたことはありませんでした。これも一口馬主ならではの貴重な経験ですね。某掲示板では「ルルドの応援へ現地へ行きます」とおっしゃってくれている方もおり、大一番へ向けて、胸が高鳴ります!

【6/15 7:15追記】
出走に影響を及ぼすであろう所属厩舎を追記しました。どうなるでしょうか・・