【オルノア】栗東帰厩!&デビュー戦を考える

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チームしらべるとの2022年No1ルーキー・オルノア(牝2・ゴールドシップ×ピッツネイル)ですが、

チャンピオンヒルズで調整され、8月31日(水)に帰厩しました。

「ゲートは受かっていますので、追い切りの時計を詰めていって、デビューに向けて仕上げていくだけです。毛色の全く違う全姉のホワイトターフと比較しながら調整を進めていきますね。まずは試運転として今朝、4ハロン66.1-48.1-31.8-16.0の時計で登坂しました。コンディションは上々のようですね。1本目の追い切りを来週予定できると思います」(新谷功一調教師)

ということで、順調に乗り込みを重ね、栗東へ帰ってきてくれました。夏場のトレーニングだけに身体も絞れながら・・・が常ですが、近況更新がなされるごとにじわじわ増えていく体重。心身ともに相当なタフさを持ち合わせていることは明らかで、ますます期待が高まっています。

ここからデビュー戦へ向けての最終仕上げがスタート。帰厩から本日9/5までに坂路時計は

と昨日9/4はハロン13~14秒と少し早めの時計を併せ・馬なり余力で出しています。乗り込んできた成果が出ている感じで、今週水or木に行われる強めの追い切りも非常に楽しみになってきます。

となると気になるのがデビュー戦はいつか。今週含め5週間の関西の新馬戦を書き出してみます。

9/10(土)中京・芝1400、芝1600(牝)
9/11(日)中京・芝2000、ダ1800、
9/17(土)中京・芝1200
9/18(日)中京・芝2000、ダ1400
9/19(月)中京・芝1600、ダ1800
9/24(土)中京・芝1400、ダ1400(牝)
9/25(日)中京・芝2000、ダ1200
10/1(土)中京・芝1600、ダ1800
10/2(日)中京・芝2000、ダ1400
10/8(土)阪神・芝1600(牝)、ダ1800
10/9(日)阪神・芝1800、ダ1400 

順調とはいえ、坂路やウッドで本格的な時計を出したことはまだなく、最低でも追い切り3本はこなしてからなのかと思います。また現時点の評価からすれば、芝でデビューさせることになるかと思います。

距離について、長女ピッツベルニナは中央でダ1200デビュー、現在は名古屋競馬でダート1400~1700で4勝をあげて頑張っています。次女ホワイトターフは芝1200で新馬勝ち、その後はマイルにも出走したものの芝1200がベストという判断でレース選択されています。

新谷先生の「ホワイトターフとはタイプが違う」といった趣旨の発言から、もう少し長めの距離をイメージしているのかなという印象がありますので、デビュー戦としては芝1600かなと個人的には予想しています。となると、4週先の中京最終週、または5週先となる阪神の芝1600牝馬限定が浮かんできます。「暮れのジュベナイルや桜花賞も視野に、同コースでデビューを」とも思うのですが、それは各陣営同じことを考えてくるはず。またゴールドシップ産駒のこちらとしては、開幕週でキレキレの時計勝負より、荒れ具合は気になるものの最終週の中京の方が分がよさそうな気もします。まず一つ目を獲るという意味で『10/1(土)中京5R芝1600混合戦』とデビュー予想をたてておきます。

いずれにせよ、デビューが視野に入ってきたオルノア。このまま元気にデビューの日を迎えてほしいと願っています!